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§5 子どもの悩みに親が出来ること

 小学3年生の男の子のいる受講生さんから
「子どもの悩んでいることに耳を傾けることは、甘やかしではないだろうか。
親は毅然とした態度で子どもに立ち向かった方がいいのではないか。」
と疑問を投げかけられたことがあります。
 例えば子どもが転んで泣いているとき、『ガマンしろ!!』と言えば、我慢出来る子どもになれるのではないかと言うのです。
転んで『痛い』と言っている子どもに『ガマンしろ。』と言えば、子どもは泣くのをやめるのではないかと言うのです。
でも考えてみて下さい。
子どもが我慢したのは親に言われたからです。
その場は我慢しているかのように見えますが、実は痛みをもっと感じているかも知れません。
親が『我慢しろ』と言うことで我慢強い子どもになれるのでしょうか。

 私たちも同じです。
頭痛がしているとき、家人から『それくらい我慢しろ』と言われたら、
頭が痛いと言っているのにどうしてわかってくれないの、と不満を感じませんか?
そのとき、
『頭が痛いのね』
と気持ちを分かってもらえたら、痛みが和らいだと感じることはないですか?
そして理解してくれた人に対しては、好感を持ちますね。

子どもが悩んでいるときに、親が出来るのはどんなことでしょう。
「そのくらい大丈夫。」
「我慢しなさい。」
「皆苦しみながら成長しているのよ。」
「そんなこと悩んでないで早く宿題やりなさい。」
果たしてこういう言葉が適しているのか、考えてみる必要があるのではないでしょうか。

 ある受講生さんが
「会社での悩みを聞いてもらうのに、一番いいのは幼稚園の息子なんです。
妻に話すといつも同じようなことで悩んでいるのね!もう聞き飽きた。と言われてしまいます。
息子に話すと『パパは大変なんだね、とってもイヤでしょう』
と、とても気持ちを分かってくれるのです。」 と話してくれました。

 大人も子どもも気持ちをわかってもらうことが一番こころが安らぐのです。

 親業では、相手から白いボールが来たら、白いボールで返しましょうというやり方を身につけます。



2019.03.17:[親業会員情報]

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