こどもはみている・かんじている
6歳の誕生日を迎えたばかりの子どもさんの
お母さんから、こんな話を伺いました。
朝、とてもイライラしておっかない顔しているという自覚があったお母さん
「ママ、怒っている、と思う?」問いかけたそうです。
子どもさんは
『うん、ママ怒っているよ』と言いそうでしたが
それをのみこんで
「怒っていない」と言ったそうです。
今までは、正直に子どもが思ったとおりに話していたので
−怒っているとかイライラしてるとか−
とてもビックリした、と言っていました。
まさか、子どもが言葉をのみこむなんて、信じられなくて、と
半信半疑で話してくれたのですが、
それが親の顔色をうかがう。ことになるから注意して、とお伝えしました。
問いかけたお母さんは
子どもさんに
【ねぇ、わたし怒っていないよね、怒っていないって言え】
と態度で言っていたのです。
言葉より、態度が伝わるのです。
2018.07.28:[事例集]